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リリース後の答え合わせ-紅型ものがたり-

もの には命が宿る

もの が生み出されるということは、生み出される意味がある

創りたくても生み出せないものは、生み出せない意味がある

すべては必要があってこの世に生まれ

必要のないものはこの世にうまれない。

存在するすべてが存在する意味があって存在している。

コラボレーションをさせて頂くアーティストさんと打ち合わせする際は

やる、と決めても、作り出せないことがあります、とお断りをさせて頂いており、また、

やろう、と進めて頂いても、作り出せないと感じたら辞めて下さい、とお願いしています。

すべては喜びの中から生み出され、喜びをそのまま手にする皆さんにお届けしたいからです。

 

紅型三部作は、当初、お願いしたその年に3種類できるものだと思っていました。それは私の勝手な思い込み。(誰にも思っていたことはお伝えして来ませんでした…)3年かけて1作品ずつ生み出していく意味があったのだと、今になって気付かされました。理屈を超えた、壮大なテーマの中で、時間という流れを十分に使って、時を観て、それぞれが生み出されたのだ、と。
 

なぜ、この順番だったのか、

なぜ、このテーマだったのか、

必要なタイミングでその意味や理由が腑に落ちるものに出会わせて頂けるものですね。
 

3作品のテーマは、
2017-8 Creation(天地創造)⇒ 2019 刻の華(命)⇒ 2020 鳳凰 でした。
この順番で制作しましたが、どうやら、1作目の天地創造に向けて、私たちはスカーフをリリースしていたように、感じました。

 
そのきっかけとなったのは以下の文章です。鳳凰の意味を改めてリサーチしてみた時に、出会いました。

天地創造

中国の宇宙観で鳳凰は重要な役割です。中国の神話によると、盤古が巨大な混沌とした「卵」から生まれた時、龍、麒麟、亀、鳳凰の4つの生命も生まれたとされています。これらの4つの生物は四霊と呼ばれ、盤古の天地創造の力となりました。(参照元

 
奇しくもコロナウィルスの影響で、これまで人間が作り上げてきた社会や経済の制度・仕組みなどが崩れ、これから新しい制度や仕組みを生み出そう、今までのものを作り直そうとしています。stay homeはまさにこれまでの行いを見直すための内省するためのように思えてなりませんし、これから新しく創り直していく時期に移行していくのだと思います。
 

このタイミングで鳳凰が生み出されたのは、まさに天地創造の力、新しい世界を創るためのエネルギー、なのではないかと。(思い込み、かもしれませんけれど…)
 

紅型三部作は、【③鳳凰】が新しい世界=【①天地創造】のためのエネルギーを運ぶために、生きる命、鳳凰そのものの命を【②刻の華】が表しているようで、身震いがしました。【刻の華】は新しい世界で生きる命、かもしれませんし、時空を超えた世界観を曼荼羅のようなデザインで表現されているのかもしれません。鳳凰の解説を読み終えたあと、すぐに紅型作家 縄トモコさんにお伝えしまして、2人で納得、腑に落とした次第です。
 
手掛け始めは、感覚。誤解されるかもしれない、という恐れの先にある真心、インスピレーションで、これを創りたい!という内なる声に従ったまでですが、このように後から答え合わせのような解説文に出会えると、感慨深いものがあります。
 

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